現場ゲンバ
『ザ・ジャストインタイム』フレディ・バレ+マイケル・バレ著。
トヨタ生産方式がテーマの小説です。著者はフランスの方だそうで
す。
トヨタ生産方式というとジャストインタイム、カンバン、自働化な
どがよく知られていると思います。カイゼン、ムダなどの用語もそ
のまま英語となっているものも多いようです。
小説のなかに「ゲンバ」という言葉がでてきます。現場を見ること
は大切だと思います。とくにトラブルが発生したときには、現場で
現物を確認するのが重要です。私も現場に行かずに対応しようとし
て時間を無駄にしてしまった経験が何度かあります。現場を確認す
ると自分が想像していなかったことが起きている場合があります。
経験のない状況などは人によって捉え方も違うため、聞くだけでは
なく実際に自分の目で見ることにより、結果的に早く対応できる場
合が多いです。移動する時間を惜しむより、動く方が早いと改めて
思いました。
また、「工程で品質を作りこまなくてはならない」という言葉が出
てきます。最後に検査をしてOKとするのではなく、品質に気を配
りながら工程を進めるように注意します。
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