2013年01月20日

『七つの会議』

『七つの会議』  池井戸潤著。


『七つの会議』


池井戸氏の作品という情報のみで、あらすじなどの内容は気にせず
期待して読み始めました。


第二話を読み始めたところで、本書は短篇集だったのだと思いました。

ただ、謎を残したままで、どこかすっきりしないと感じていました。

第三話を読み終えた段階でも、それは同じでした。

登場人物が、それぞれ若干つながっている短篇集なのだと思いました。

第四話になってようやく、ひとつの長編小説ということに気づきました。


全体で、ひとつの中堅電機メーカーを舞台とした、大きな企業不祥事
のお話となっていました。

ネジ1本の強度偽装から、社会に大きな影響を与え、自社も追い込ま
れていきます。

一時はごまかせても、後々必ず大きな問題となってしまいます。

悪いことほど早く報告することが大事だとあらためて感じました。

自社の都合ばかり考えていては、お客様から信頼される会社にはな
れません。

コストダウンについては自社の努力しかないと思います。




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Posted by 「プリント配線板製造技能士」artyamamoto at 19:00 │小説

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