『私はどうして販売外交に成功したか』
『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベドガー著。
初版が1964年ということで50年近く読み続けられている本だそうで
す。見てみると46刷となっていました。
『人を動かす』などの著者であるデール・カーネギー氏が「この本
を手に入れるためにはシカゴからニューヨークまで喜んで歩いてい
く」と書かれています。それほどすばらしい内容だということです。
著者の経験談が具体的に書かれており、とても参考になりました。
今回、私が一番印象に残ったのは「失敗は成功のもと」のところで
す。ベーブ・ルースの三振についてなど書かれているのですが、失
敗したとき、どのように考えるかでその後の結果が変わってきます。
うまくいかないのは失敗ではなく経験であると考えて前向きに捉え
るのがよいと感じます。
最初からうまくいくことは少なく、うまくいかなかい時期があるか
らこそ成功があるのだと思います。うまくいかないからといってす
ぐにやめてしまうのではなく信じて続けるのも大事だと思いました。
また、アート電子の朝礼などで使用している
「13の徳目」の元になっ
たフランクリンの行動についても書かれておりました。1週間ごと
にテーマを決めて意識していたようですので、真似をして同じよう
に実行しています。
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